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台湾国立高雄科技大学と鹿児島大学とのCOILレポート(2021)

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台湾国立高雄科技大学と鹿児島大学とのCOIL授業―地域の食材を利用した食品開発を通して大学と地域の連携について考える

 2021年度、台湾国立高雄科技大学では地域おこしプロジェクトの一環として地域特産の魚を利用した食品開発コンテストが行われました。本来なら最終審査まで残った3種類の食品を開発した学生たちが直接鹿児島へやって来て、地域と大学の連携について研修を行う予定でした。しかし、現在、COVID-19感染拡大を理由に海外渡航が禁止されていることから、食品サンプルを台湾から鹿児島に郵送してもらい、当初は2021年5月22日(土)に台湾国立高雄科技大学と鹿児島大学をzoomでつないで試食会を行う予定でした。

 しかし、台湾におけるCOVID-19感染拡大による台湾高雄科技大学での対面授業が禁止となったことから、試食会は中止となりました。そこで、プレゼンテーションで使用される予定だったパワーポイント資料と動画を送ってもらい、鹿児島大学の岩井久理事、畝田谷桂子センター長、牧野暁世客員准教授、酒井佑輔法文学部准教授の他、地域企業代表として萩原技研代表取締役萩原功一郎氏および以前台湾研修に参加したことのある学生4名および、2020年度に台湾研修に行く予定だった学生2名、全員で11名に動画とパワーポイントを視聴してもらい、個々に試食とコメントを動画にしたものを高雄科技大学へ送付しました。

高雄科技大学で最終審査に残った学生たちは30名でした。鹿児島大学と台湾国立高雄科技大学では、今後も地域社会と連携する大学として共に共同研究を進めている予定です。

文責:森田豊子(グローバルセンタ―特任准教授)