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地域の食材を利用した食品開発を通して大学と地域の連携について考える

実施形態:非同期型
実施日:2021年 5月
相手校名:台湾国立高雄技術大学(台湾)
担当教員:于惠蓉
実施授業科目名(鹿大):海外異文化体験(台湾の歴史と多様性を学ぶ)
(相手校):全学対象地域創成プロジェクト(参加によって国際活動の得点が付与される)
使用言語:日本語・中国語
使用プラットフォーム/ソフトウェア:インターネットと郵送による動画や資料の交換
参加学生人数(鹿大):6名(学生), 4名(教員), 1名 (地域企業)                                      (相手校):12名

本交流の目的:地域の食材を利用した食品開発を通して大学と地域の連携について考える。

実施内容:台湾国立高雄科技大学では地域おこしプロジェクトの一環として地域特産の魚を利用した食品開発コンテストが行われたが、最終審査に残った3組のプレゼンテーション用のパワーポイント資料および動画と食品サンプルが送付され、2020年度台湾オンライン交流参加学生2名、2018年度台湾研修に参加した学生4名、地域企業代表の萩原技研代表取締役萩原功一郎氏、本学教員岩井久理事、畝田谷桂子センター長、牧野暁世客員准教授、酒井佑輔法文学部准教授が動画を視聴、資料の検討、サンプルの試食を行い、試食の感想について動画もしくはコメントシートを高雄科技大学へ送付した。本来は台湾の学生たちが鹿児島へ来て試食会を行う予定だったが、COVID-19感染拡大により、試食会は中止となったため、このような形のオンライン交流となった。

結果:商品開発の経緯を動画で確認し、実際の商品サンプルの試食が可能であったため、商品に対して具体的なコメントを発することができた。また、こちらから送った試食の動画およびコメントシートは台湾国立高雄科技大学の参加学生およびプロジェクトで共有された。パッケージや内容についてのコメントを聞いて、今後の食品開発の版図を日本にも拡大するための貴重な意見となったという感想が得られた。課題としては、今後は直接行き来する、または、zoomなどで直接つなげることで直接意見交換ができるようにするのが望ましい。