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イラン・テヘラン大学とトルコ・アンカラ大学との交流を通じてイスラーム文化の多様性を学ぶ

実施形態:ハイブリッド型
実施日:2021年10月17日、22日、2022年1月17日(同期型3回)
              Padletによる非同期型での情報交換は2021年10月から2022年1月まで
担当教員名・所属(鹿大側):森田豊子(グローバルセンター)
相手校名:テヘラン大学 (国名 イラン)、アンカラ大学(国名 トルコ)
担当教員名: アーザルパランド教授(イラン)、杉山剛教授(トルコ)
実施授業科目名(鹿大):海外異文化体験実習(イスラームの多様瀬を学ぶ)
使用言語:日本語
使用プラットフォーム/ソフトウェア等:Zoom、Padlet
参加学生人数(鹿大):11名 (学部3年生5名、修士1年生1名)
           (相手校):テヘラン大学(15名)、アンカラ大学(12名)

 この授業では、イランやトルコの学生と交流することでムスリムやムスリムの文化について学ぶことを目的としている。具体的には、(1)日本在住のイラン人の方から日本で暮らすことで気づいたイランと日本の文化の違いについてのお話を聞き、インタビューを行った。日本でヘジャーブを被って生活している方からのお話を聞くことで、日本社会でのイスラーム文化の受容について考えることができた。(2)テヘラン大学日本語学科の学生と交流し、イランと日本との文化的違いについて意見交換した。厳格なイスラーム国家のイメージを持つ学生と直接話すことによって日本で作られたイメージについて再考することができた。(3)トルコのアンカラ大学日本語学科の学生とPadletを通じて、それぞれの国の食文化について情報交換を行った。(4)アンカラ大学の学生とそれぞれの国の食文化についてプレゼン発表を行った。プレゼンテーションでの地域の食や行事食の紹介を通じて、イスラーム社会といっても、その中には地域や環境に応じて多様な食文化があること、イスラームの行事だけではない、地方ならではの行事食のあり方を知ることで、ムスリム社会の多様な姿に気付くことができた。