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オンラインを用いた中国・湖南農業大学との「食と健康」に関する教育研究

実施形態:ハイブリッド型
実施日:2021年 12月 1日〜2021年12月 17日(同期型1回)
担当教員名・所属・(鹿大側):侯 徳興(坂尾こず枝)・鹿児島大学
相手校名:湖南農業大学(中国) 
担当教員名・所属: 賀 建華(伍樹松、符晨星)・湖南農業大学
実施授業科目名(鹿大) :国際食創システム学(食と健康)
             国際食創システム学特論(食と健康)
                  (相手校):Food for Health, Advanced Food for Health
使用言語:英語
使用プラットフォーム/ソフトウェア等:VooV meeting
参加学生人数(鹿大):21名
                (相手校):31名

本COILは、実渡航がままならない中、学生同士が国際食創システム学(食と健康)及び国際食創システム学特論(食と健康)について、トピックスの紹介、論文の解読、研究実践の発表等を通じ、リアルな勉学・討議等を交換することを目的としている。

具体的な方法としては、両大学の担当教員が選んだトピックス(Soybean as feed and food)を湖南農業大学賀建華 教授が話題提供した後、両大学の学生同士が英語で討論を行い、トピックスに対してそれぞれの意見を交換した。また、鹿児島大学の学生(2人)が「食と健康」に関する論文を解読した後、両大学の学生同士はそれについてコメントや質問をした。湖南農業大学の大学院生(2人)は、植物食材に多く存在するアントシアニン及びカロテンの抗酸化作用および免疫賦活作用を動物実験で検証されたことを報告した。それについて、実験の結果を含め、動物実験の倫理や植物資源SDGs等も熱心に質問し、意見交換を行った。

トピックス講演

また、BBCの世界各地で取材した食に関する”生きのよい”映像や科学的なCGを使って、食品のおいしさや健康機能にまつわる最新のトピックスDVDを購入し、両大学の学生に視聴させ、食品学や栄養学を学ぶ学部学生・大学院生にとっては、食品のグロバール視点や食品科学の総合学習、さらには専門英語の修得に大いに参考になった。  これらの交流では、両大学の学生共に「食と健康」に関するグロバール問題に対して自らの知識や考え方、また、相手国の学生への「伝わる表現力」等の内容重視の交流がCOILの方法で実現できた。

学生の研究レポート

参考
1.使用オンライン:VooV meeting (https://intl.cloud.tencent.com/jp/product/tvm)
2.使用DVD:FOOD − DELICIOUS SCIENCE(BBC STUDIOS DVD)
3.使用論文: PubMed Database(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/)からキーワード検索