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ベレアカレッジ

島嶼へき地医療コース(2018−2019)

連携大学は、ベレアカレッジ(米国)と中央大学校赤十字看護大学(韓国)であり、コースのテーマは異文化理解、グローバルリーダーシップ、ルーラルナーシングである。コースの目的は、①日本、韓国、米国におけるヘルスケアシステムについて理解できる、②地元での活動に対してグローバルリーダーシップがどのように活用できるか考察できる、③他国の学生とのディスカッションを通して異文化理解を深めることができる、の3点である。
2018年度は、米、韓学生各6名を受入れ、事前学習でCOIL受講者数本学80名、連携大学101名となるプログラムを「看護教育学」の科目で4回実施した他、連携校教員を招致した「国際セミナー」を開催し、本学学生と教員他81名が参加した。地域リソースとして、市立保健センター等、保健医療福祉施設5箇所を活用し、大学病院での実習や本学の授業・演習に参加して、本学学生との協働学習を行った。

照國神社
アミュプラザ
桜島
2018 鹿児島大学受入

2019年度は、米、韓学生各6名を受入れ、本学学生各6名を米、韓に派遣し、事前学習でCOIL受講者本学31名、連携大学約97名となるプログラムを「国際看護学」の科目で4回実施した。受入れのプログラムは2018度に準じたが、地域リソースに三島村を加え、硫黄島への1泊2日の研修を計画した。

韓国中央大学校派遣(2018)

また、翌年度に派遣対象となる下位学年(全2年生)を対象として、「看護理論演習」の科目で米、韓の学生12名をグループに1名ずつ割り当て、本学学生6~7名とグループワークと発表を行う「英語で行う日・米・韓合同アクティブ・ラーニング」を実施した。
米国での派遣研修は、山間の開拓地における地域看護発祥の地へ赴き、韓国では、北朝鮮との境界に近い江華島の保健センターを訪問し、米、韓のへき地医療と、へき地において自律的に活躍する看護職の役割について理解を深めた。その他、米、韓の学生とともに実習や授業、文化交流に参加し、積極的な海外学生に圧倒されながらも、互いの文化の違いや考え方の違いを超えた絆を深め、政治的問題をも超越する交流活動を行うことができた。海外の状況を知ることにより、日本の状況が見えてくることや、グローバルに活動することにより、地域でどのような活動が求められているのかを知る手がかりになることについて理解が深まり、事業の目的を達成できたと考える。

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