こんにちは。私は2017年9月から2018年1月まで中国の清華大学に留学していました。
半年間の留学を通した海外体験を紹介したいと思います。
清華大学
清華大学は、北京市海淀区に所在し、北京大学と1,2位を争う、中国トップレベルの大学です。 規模は日本の大学では考えられないほど大きく、キャンパスの端から端まで、徒歩1時間強かかるほどの広さです。その分、施設も充実していて、食堂や図書館がいくつもあり、スーパー、美術館、博物館、ジム、テニスコートなどなど、大学というより、一つの街のような感じで、とても充実した留学生活を送ることができました。
学校生活
私は清華大学で、大学付属の語学学校のようなところで、韓国人や欧米人と一緒に中国語を学習しました。私は中級クラスだったので、授業はリーディング・リスニング・スピーキング・ジェネラルチャイニーズの4科目から構成されており、基本的に授業は午前中のみだったので、午後は友達とランチをしたり、買い物に行ったり、 観光したりしました。最初のころは、授業についていくのがとても大変で、宿題が聞き取れないということもありました。 しかし、自分なりの勉強法を発見出来ると、自分でわかるほど、ぐんぐん語学力が伸びていくのがわかりました。
観光
放課後や国慶節には、たくさん観光に行きました。北京は中国の中でも、特に世界遺産が多いので、観光し甲斐があって楽しかったです。私が特に印象に残っているのは、インドネシア人と日本人10人で万里の長城の頂上まで登ったことです。北京の冬は氷点下が当たり前なので、寒い上に頂上までの道のりが険しく、とてもきつかったですが、登り終わった後には、何とも言えない達成感があり、中国に来て本当によかったなと思いました。他にもたくさんの場所をめぐって、中国の歴史を感じることができ、メディアの情報だけでは分からないことを、直接自分で確かめることができたことは、本当に貴重な経験になったと思います。
留学生活を通して
中国語の実力が十分ないまま、中国への留学に挑んだことは、大変でしたが、辛いと思ったことは一度もなく、本当にいい経験になったと感じています。中国語をある程度話せるようになると、中国人はもちろん、英語圏のクラスメイトとも中国語で会話ができるようになり、とても楽しかったです。留学をしたいけど、不安だなと思う方もいらっしゃると思いますが、まずは行ってみることが大事で、難しいことは後から考えればいいと思います。特に清華大学への留学は、県のプログラムということもあり、金銭面でも安全面でも、ある程度の保証はあるため、安心していいと思います。
持っていくべきものは、やる気だけ!
少しでも留学に興味のある方は、ぜひ一歩勇気を出して踏み出してみてください。