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台湾社会と日本社会を比較する-外国人労働者、文化の交流、地域の色:台湾成功大学とのオンライン交流(2021)

実施形態:ハイブリッド型
実施日:2022年 3月 17日〜2022年 3月 20日(同期型1回)
担当教員・所属(鹿大側):グローバルセンター 森田豊子 
相手校名: 台湾国立成功大学 
担当教員名・所属:李啓彰(成功大学歴史学系)
実施授業科目名(鹿大):鹿児島から見た台湾の歴史と地域を学ぶ 
使用言語:英語、日本語、中国語
使用プラットフォーム/ソフトウェア等:Google Meet 
参加学生人数(鹿大):9名
               (相手校):10名

 本来は台湾への海外研修を行い、台湾の歴史と多様性を学ぶ予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大のために研修を行うことができなかった。今回は、鹿児島大学の学生が作成した日本と台湾の社会や文化の比較をテーマにしたプレゼンテーションビデオを作成し、台湾国立成功大学(NCKU)の李啓彰副教授の大学院の授業とオンラインでつなげて、このビデオをもとに討論を行った。このビデオについては限定You Tubeでの配信のため、今後も成功大学の学生が質問やコメントを書き入れることができるようになっている。

 

 学生たちが作成したビデオは(1)日本と台湾の高齢化社会と外国人労働者の受入れについての比較、(2)台湾から日本に、日本から台湾に進出したチェーン店の分析、また台湾で公開された日本映画や日本で公開された台湾映画の傾向などの分析を通して、お互いの国や地域が与えるイメージについて、(3)「かごんまの色」を開発した大学院生の牧野暁世さんによる、今後、台湾の屏東地方での「地方の色」を開発する可能性について、英語で作成された。ビデオ上映後の質疑応答では、法律だけではわからない実情について、映画だけではなく、文学についての比較検討なども加わり、幅広い議論が行われた。