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政府が人々に与える影響を台湾と日本で比較する:台湾成功大学とのオンライン交流(2020)

実施形態:ハイブリッド型
実施日:2021年3月10日(同期型1回)
担当教員・所属(鹿大側):グローバルセンター 森田豊子
相手校名: 台湾国立成功大学 
担当教員名・所属:李啓彰(成功大学歴史学系)
実施授業科目名(鹿大):鹿児島から見た台湾の歴史と地域を学ぶ
使用言語:英語、日本語、中国語
使用プラットフォーム/ソフトウェア等:Google Meet
参加学生人数(鹿大):10名
               (相手校):70名

  本来は台湾への海外研修を行い、台湾の歴史と多様性を学ぶ予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大のために研修を行うことができなかった。今回は、鹿児島大学の学生が作成した日本と台湾の社会や文化の比較をテーマにしたプレゼンテーションビデオを作成し、台湾国立成功大学(NCKU)の李啓彰副教授の台湾の歴史と文化についての授業とオンラインでつなげて、このビデオをもとに討論を行った。このビデオについては限定You Tubeでの配信のため、今後も成功大学の学生が質問やコメントを書き入れることができるようになっている。

  学生たちが作成したビデオは(1)学生たちが作成したビデオは(1)日本と台湾のCOVID-19に対する政府の対応についての比較分析、(2)台湾の日本統治時代に台湾で生まれた「湾生」で現在鹿児島に住んでおられる方へのインタビューを通じてわかった台湾の日本統治時代の台湾と日本の歴史的な関係についての分析が英語で作成された。ビデオ上映後の質疑応答では、COVID-19という未知のウイルスへの対応が国や地域によってどうして異なるのか、日本と台湾の歴史認識の違いについて、常に歴史と向きあうことの大切さについて議論された。