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ウィスコンシン大学ラクロス校(UWL)との「移民と教育プログラム」COIL

中谷純江(教授)鹿児島大学

兼城糸絵(准教授)鹿児島大学法文学部

ヘザー・リンビル(准教授/TESOLディレクター)ウィスコンシン大学ラクロス校

2020年秋学期、鹿児島大学の世界展開力強化事業(米国から鹿児島、そしてアジアへ三極連携プログラム)における「移民と教育プログラム」では、COILの手法を用いて、ウィスコンシン大学ラクロス校(UWL)から教育学を専攻している学生を招き、約8週間にわたって共同研究を行いました。

COILプログラムのテーマは、日本とアメリカの「移民と教育」の問題を比較することでした。授業は日本語で行われましたが、提携大学での講義やプレゼンテーションは英語で行われました。グローバル化の進展に伴い、近年特に重要な課題となっている外国人労働者の受け入れについて、教育や地域社会の役割について議論しました。

鹿児島とアメリカのウィスコンシン州では14時間の時差があるため、COILの授業は非同期で行わざるを得ませんでした。COILの授業では、鹿児島大学のMANABAを使って講義の情報を共有し、ZOOMを使ってオンライン授業を行いました。

課題やプレゼンテーションについては、学生がFlipgridを使ってプレゼンテーションを動画で作成し、アップロードすることにしました。両学生はその動画を見て、コメントをつけて意見交換をするという流れになりました。

MANABAプラットフォームの教員用画面
今回のCOILクラスはZOOMとFli
pgridを使用しました。
Flipgridの教員用画面

参加したのは、鹿児島大学の学生4名とUWLの学生19名。学生は4つのグループに分けられ、各グループには最低1名の鹿児島大学の学生が参加しました。

文化の違いを乗り越えてお互いを知るために、学生たちはまず、自分自身についての短い自己紹介ビデオ(1〜2分)を作るように求められました。2つ目の課題では、COVID-19と教育をテーマにした短いビデオ(最大5分)を作るよう求められました。

Flipgridで作成した課題ビデオ‘My Experience During the COVID-19 Pandemic’