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パネルディスカッション

キックオフシンポジウム “世界展開力強化事業”

本学のグローバルセンターは12月5日、COIL型教育を活用した提携大学との連携プログラム形成のための大学間交流事業「世界展開力強化事業」をスタートさせるためのシンポジウムを開催しました。このプログラムは、文部科学省が国際協働オンライン学習(COIL)を推進するために採択した10個のプログラムのうちの1つで、2018年から4年間、国からの助成を受けることになっており、鹿児島大学をアジアの玄関口として、アメリカ7大学・アジア諸国8大学と三極連携で教育・学生交流を行うものです。

シンポジウムは稲盛会館で開催され、自治体の代表者や地域の方々、教職員や学生など約180名が参加しました。プログラムに参加している8大学から9名の招聘教員が参加し、シンポジウムはすべて英語で行われ、日本語への同時通訳もあるなど、国際的な場となりました。

前田芳實学長の開会の挨拶の後、中谷教授(グローバルセンター)からプログラムの概要説明があり、続いて各大学の代表者から、「日本文化論」「島嶼へき地医療」「臨床獣医学」「食料生産」「食の安全」「食品と健康」「ナノバイオ」「環境建築デザイン」の8つのコースについての説明がありました。

前田学長挨拶
馬場センター長挨拶
プログラムのコース一覧
コース連携大学
日本文化論 サンノゼ州立大学
ブーラパー大学
アメリカ
タイ
島嶼へき地医療ベレアカレッジ
韓国中央大学校
アメリカ
韓国
臨床獣医学ジョージア大学
国立中興大学
アメリカ
台湾
食料生産テキサスA&M大学
チェンマイ大学
アメリカ
タイ
食の安全オクラホマ州立大学
メーファールアン大学
アメリカ
タイ
食と健康ノースダコタ州立大学
湖南農業大学
アメリカ
中国
ナノバイオノースダコタ州立大学
国立成功大学
アメリカ
台湾
環境建築デザインタスキーギー大学
ディポネゴロ大学
アメリカ
インドネシア

シンポジウムの最後には、海外からの参加者も含めた活発なパネルディスカッションが行われ、COILの活用による三極間協働促進への教育効果や、他機関が鹿児島大学に対して仲介役としてどのような役割を果たすことを期待しているのかなどの議論がなされました。

出席者アンケートのコメントでは、日本と世界をつなぎ、国内外の学生が共に学ぶ機会を創出するプログラムに期待する声が多く聞かれました。