1月28日、大学の世界展開力強化事業の一環として、農学部3コースの国際シンポジウム「グローバルな食料連鎖における安全保障と安全(security and safety)」を対面形式で開催し、3コースにおける本学の担当教員、コースでの海外研修に参加した学生、海外連携校からの教員および学生など国内外から53名の参加がありました。
本学では、グローバルセンターを中心とした大学の世界展開力強化事業で、米国9大学・アジア諸国9大学が三極連携で教育・学生交流を行う「米国から鹿児島、そしてアジアへー多極化時代の三極連携プログラム」を文科省の支援を受けて進めてきましたが、今年度はこのプログラムの最終年度となります。同シンポジウムは、農学部の「食料生産」、「食の安全」、「食と健康」の3コースによるクロージング・国際シンポジウムとして開催しました。
シンポジウムでは、米国やアジアの連携校の教員による講演、本年度研修に参加した学生による研修の報告、教員によるこれまでの活動報告があり、各コースの5年間の活動のまとめとなる充実したシンポジウムとなりました。
コロナ禍で海外派遣や受入が困難な時期もありましたが、実渡航に代わってオンラインでの交流が進められたこと、さらに、今後の本学のグローバル化のあり方など活発な議論が行われました