フランス・レンヌ大学に留学

皆さん、こんにちは!法文学部、人文学科3年の冨山萌子です。

私は、2018年の9月から2019年の5月までフランスのレンヌ大学に留学していました。
今回は、少しだけ留学生活を紹介したいと思います。

レンヌとは???

皆さんは、フランスのブルターニュ地方を知っていますか???
レンヌ大学は、フランスの西側、ブルターニュ地方という地域にあります。
パリから新幹線で2時間くらいの距離です。

ガレット(そば粉のクレープ)やシードル(リンゴの発泡酒)、牡蠣がとても有名です。

レンヌの街には、ガレット屋がたくさんあります。
ガレットの具は自分で選ぶことが出来るので、具材を組み合わせて自分の好きなガレットを注文することができます!

レンヌ大学

それでは、レンヌ大学での生活を紹介していきます。
レンヌ大学にはCIREFEという語学学校があり、私はそこに通ってフランス語を学んでいました。
語学学校ではレベル別にクラス分けされるので、自分のレベルにあったクラスで学ぶことが出来ます。クラスでは様々な国籍の20人程度のクラスメイトと学びます。特に南アメリカからの留学生が多かったです。

8:30- 会話
10:45- 文法 読解 文法 文化
13:45- 発音 文学
16:00- 文法 コミュニケーション

語学学校の授業は1コマ120分で、月曜日から金曜日まであります。

レベル別のクラスごとに時間割が決まっており、A1が初級クラスの1番下で、A2、B1、B2、C1、C 2まであります。私はA2とB1のレベルのクラスでした。文法、発音、リスニングなどをとても丁寧に学ぶことが出来ます。
また、フランスの文化(特にレンヌ大学があるブルターニュ地方について)も学ぶことが出来ます。レンヌ大学の語学学校はパーティーなどを準備してくれるので、そこで様々な国籍の友達ができました。

友達とフランス語で会話することによって、フランス語も上達しました!
また、レンヌ大学や語学学校が様々な旅行を企画してくれるため、ブルターニュ地方の様々な観光地に行くことが出来ました。

モンサンミッシェルはレンヌからバスで二時間くらいのところにあります。

ナントにあるブルターニュ公伯城はとても魅力的でした。

留学を終えて

留学当初は何もわからず、戸惑うこともたくさんありましたが、たくさんの人に助けられて9か月間の留学生活を送ることが出来ました。
日本で生活してきた私にとって、外国で生活するという事は様々な発見の連続でした。24時間営業しているお店はありませんし、もちろん日本語は通じません。
また、多国籍のクラスで勉強し、それぞれの国について紹介し、話しを聞く機会が多かったため、文化の違いから戸惑うこともありました。
しかし、それと同時に多様性の素晴らしさを知ることができました。そして、フランスでの手続きはフランス語です。
留学当初は友人に頼ってばかりでしたが、帰国時の手続きを自ら行えた時は、大きな達成感を感じることが出来ました。
しかし、日常生活を送る上で、自力で目的を達成する力はついたと感じるのですが、後期の授業ではクラスについていくだけで精一杯で思うように学習を進めることができませんでした。そこで、もう少し上のレベルまでフランス語能力を上げることに挑戦してみたいと思い、4年次に1学期だけ、もう一度フランスへ留学することにしました。次の留学の成果はまだわかりませんが、1度目の留学でフランスがよくわかるようになったと思いますし、ますます大好きになったので、社会人になってからもフランスについて学び、フランス語学習を続けていきたいと考えています。

さいごに

留学によって学ぶことはたくさんあり、人それぞれ学ぶことは違うと思います。
でも、留学しなければよかったという意見は聞いたことがありません。
今、少しでも留学に興味がある皆さん、時間のある大学生のうちにぜひ挑戦してみてくださいね!