ドイツ・ボン大学に留学

Guten Tag!

こんにちは!
私は2018年4月から2019年3月までの1年間、ドイツのボン大学に留学しました。学部の4年次に留学をし、現在は5年目の4年生として大学生活を送っています。

簡単にではありますが、ボンの街や大学について紹介していきたいと思います。

*ボンについて
ボンは、ドイツで19番目に大きい都市で、人口30万人程度の小さな都市です。その一方、旧西ドイツの首都であり、現在も首都機能の一部を分担しているため、多くの国連機関が設置されています。
また、世界遺産にも登録されている有名なゴシック建築のケルン大聖堂があるケルンまで電車で約30分ほどで行けたり、ヨーロッパ1の日本人街があるデュッセルドルフまで電車で1時間で行けたり、近くに大都市があること、近隣諸国へのアクセスもいいことが利点だと思います。
学生にはゼメスターチケットといって、公共交通機関が乗り放題になるチケットが学生証についています。州によってルールは異なりますが、ボンのあるノルト・ライン・ヴェスファーレン州(NRW州)は州内のバス、電車(新幹線は除く)、地下鉄が乗り放題でした。

ボンといえば、今年で生誕200周年のベートーベンの生まれた街として知られていますが、日本でも大人気のグミ、HARIBOの街でもあります。大学の近くには、HARIBOの本店があり、日本では見ることのできない味も売られています。
 (写真) 街の中心にあるベートーヴェン像

*ボン大学について
ボン大学(正式名称:Rheinische Friedrich-Wilhelms-Universität Bonn)は、1818年にプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルム3世によって創設されました。創設以来、数多くの研究者を輩出しており、世界的にもトップレベルと言われている総合大学で、在籍学生は約3万人以上、留学生も5千人以上おり、とても規模の大きな大学です。
ボン大学には7つの学部があり、その中の哲学部と鹿児島大学の教育学部が部局間協定を結んでいます。

*大学生活について
大学では、主に日本語学科の授業に参加していました。日本語の小説をドイツ語に翻訳する授業に参加したり、日本語コミュニケーションの授業に教授のアシスタントとして参加したり、ドイツ人学生の前でプレゼンテーションをしたりすることもありました。大学が開講しているドイツ語コースは、学生でなくても受けることができたため(大学に在籍していない人は有料)非常に人気で、なかなか受講することが難しいうえ、週当たりの授業時間が私には少なく感じたため、私立の語学学校にも通いました。

*休日の過ごし方
休日は買い物をしに行ったり、留学生どうしてご飯を作ったり、友人と出かけたりしました。中でも私が熱中していたことは、サッカー観戦です!

NRW州はサッカーがとても盛んな地域で、2018/19シーズンはブンデスリーガ1部に5チーム在籍していました。ホームが近い分、地域同士の争いも激しく、ダービーマッチといわれる同じ地区同士の試合になると、1週間も前から街を挙げてのイベントがあるくらいです。
ドイツ人のサポーターと一緒にビール片手に応援したり、応援歌を歌ったり、とても楽しい時間でした。
*留学を終えて
留学生活では様々な人と出会い、日本では経験できないような出来事が多くありました。留学を通して学べることは数えきれないほどあります。語学だけではありません。
日本を出て、一人で生活するということは大きな勇気が必要ですが、絶対に後悔なんてしないと思います。もし、この記事を読んでいる方が留学を悩んでいるのなら、ぜひとも挑戦してほしいと思います。今しかできない挑戦を、今のうちに。

Viel Glück!!