ドイツ・ミュンヘン大学へ留学

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法文学部人文学科4年の濱﨑です。
私は2019年2月から2020年2月までの1年間ドイツのミュンヘン大学へ留学していました。現在は5年目4年生として大学生活を送っています。
それでは簡単にミュンヘンでの留学生活について紹介したいと思います。
・ミュンヘンについて
ミュンヘンはドイツ南部に位置するバイエルン州最大の都市であり、人口は約150万人です。ドイツの有名なお祭りであるオクトーバーフェストはここミュンヘンで行われます。他にも春にはフリューリングフェスト、そしてクリスマスにはクリスマスマーケットなど様々な催し物があり、年中楽しむことができます。また、旧市街の中心であるマリエン広場には美しい建造物が建ち並び、多くの人々が訪れます。

(マリエン広場)
街中の移動にはU-Bahn(地下鉄)を主に使っていました。他にバス、S-Bahn(都市鉄道)そしてTram(路面電車)があり、切符はゼミスターチケットというものを学期に一度購入します。このチケットがあればミュンヘン内を安く移動することができます。

(カールスプラッツのU-Bahn,S-Bahnの駅周辺)
ミュンヘンの物価は他のドイツの町よりも少し高めです。しかし、普通に生活する上では寮費などを除きあまり気にならないかもしれません。スーパーマーケットで野菜や果物を安く購入できるため自炊をする楽しみもあります。
・ミュンヘン大学
正式にはルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘンと言います。ミュンヘンの街中にあり、交通の便も良く、周りには多くのお店があります。この大学は第二次世界大戦中ナチスに対する抗議運動である「白いバラ」の舞台となった場所です。
ミュンヘン大学での勉強について簡単に触れます。はじめの1ヶ月は語学学校に通い、それから前期の講義を受けていきます。ミュンヘン大学への留学は学部間のもので私はGermanistik(ドイツ語学部)という学部に所属しました。講義は週に3個程履修し、専門であるドイツ文学についての講義を中心に取りました。もちろん専門以外の講義も履修することができます。私は日本語学科の友だちに勧められた日本の近代史についての講義や世界の様々な宗教についての講義を受けました。全てドイツ語であったためはじめは大変でしたが理解できるようになると自分の成長を実感でき、とても嬉しかったです。

休日の過ごし方
私は休日主にカフェ巡りをしていました。ミュンヘンの有名なカフェはDallmayr、 LuitpoldそしてKreutzkammだと思います。下の写真はDallmayrのLatte macchiatoとPrinzregententorte(プリンツレーゲンテントルテ)です。少し高いお店ですがとても美味しい食事だけでなくコーヒー豆や茶葉などの買い物もできるため多くの人が訪れる場所となっています。

私がよく通っていたカフェはCOFFEE FELLOWSというカフェで美味しいコーヒーを比較的安く飲むことができました。そこではゆっくりとした休日を過ごしたり勉強したりと週に3~4回は通っていました。ミュンヘンには多くのカフェがあるのでお気に入りのお店を見つけることができると思います。
長期休みにはヨーロッパの様々な国に旅行に行きました。

(スペイン・バルセロナで飲んだサングリア)

(イタリア・フィレンツェのジョットの鐘楼から)
・最後に
私はこの留学まで一度も海外に行ったことがなく、不安も大きかったですが一歩踏み出して良かったと思いました。日本では経験することのない強い宗教との関わり、言語や人種の多様性の受容は自分自身を見つめ直す機会となりました。言葉が通じないもどかしさを感じたことも多々ありましたが自分の考えを伝えることが大切なのだと気づくことができました。海外で有意義な時間を過ごすことができて留学して本当に良かったと思いました。

(ミュンヘン空港の朝焼け)
ここまで読んで頂きありがとうございました。
少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

Vielen Dank!