フランス・レンヌ第二大学に留学

Bonjour!
みなさんこんにちは。私は2019年の9月から2020年の3月までフランスのレンヌ第二大学に7か月間留学していました。(もともとは10か月間の留学の予定でしたが、コロナウイルスの世界的流行により急遽、早期帰国しました。)
それでは、私の留学生活を少し紹介します。レンヌ第二大学は、フランスの北西部に位置するブルターニュ地方のレンヌという都市にあります。パリからTGVと呼ばれる新幹線のような乗り物で2時間くらいの距離です。ガレットと呼ばれるそば粉で出来たクレープやシードルと呼ばれるりんごの発泡酒、牡蠣やムール貝といった海鮮がとても有名です。人口は22万人ほどで学生が多く住んでいる活気ある街です。世界遺産であるモンサンミシェルまではバスで約1時間半ほどです。大学にはCIREFEという語学学校が付属していて、私はそこで週16時間程度、言語や文化を学んでいました。最初にテストを受け、レベル別に様々な国籍の15人程度のクラスメイトと少人数で学びます。授業は1コマ120分で、週4~5まであります。レベルは初級がA1から始まり、A2、B1、B2、C1、C 2まであります。


また、私を含めほとんどの日本人留学生は大学の寮で生活していました。家賃は月に約240€(約3万円)でキッチンは階ごとに共同でしたがシャワーと部屋は個室でした。寮のキッチンで自炊しているときにもたくさんの友達ができたので共同で良かったです。これはブルターニュ地方の名物でレンヌでも至る所で食べられるガレットです。ガレットはそば粉で作られたクレープで、多くのトッピングがあるので自分好みの味が見つけられます。


左の飲み物がシードルと呼ばれるりんごの発泡酒です。甘めのもの(Doux)と少しビターなもの(Brut)と二種類あるので好みに合わせてぜひ味わってみてください。右のガレットはデザートのガレットで、チョコレートソースでブルターニュ地方のシンボルが描かれていました。レンヌから電車で1時間ほどのサンマロという海辺の町で食べたムール貝と牡蠣。
白ワインとの相性抜群で美味しかったです。


日曜はほとんどのお店やレストランが閉まっているため、友達と寮で映画を観たり料理をしたり、公園に行ったりして過ごしていました。写真はレンヌにあるタボール公園。これはあの有名な世界遺産、モンサンミシェルです。CIREFEの日帰り旅で行きました。
語学学校を通じて行くと団体料金が適用されるため、入場料や交通費などが個人で行くよりお得になるのでおススメです。モンサンミシェル以外にも、公共交通機関ではアクセスしにくいフランス北部の小さな町や村を貸し切りバスで巡る旅やパリのディズニーランドに行く企画など年中イベントが盛沢山なので、これからレンヌに留学する人たちにもぜひ活用してほしいです。また、CIREFEはバカンス(祝日、春休み、夏休み、秋休み、冬休みなど)が多く時間もたくさんあると思うのでフランスの国内旅行や近場のヨーロッパ諸国を旅行するのもおすすめです。宿はAirbnbで探すとお得で素敵なところがたくさんありました。ホテルでは味わえないような現地の人の暮らし方や家のつくりを体感できるところもよかったです。


最後に今は留学や海外旅行がなかなかできない世の中になってしまっていますが、留学をしたい気持ちが1ミリでもあるのならば、その気持ちを無くさずにまずは語学の勉強や留学のための試験・資格の取得に力を注いでみてください。そして、また安心して留学できる日が来たとき、ぜひフランス留学を検討してみてくださいね!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
Merci!!